テニス肘(上腕骨外側上顆炎)のカウンセリング例

2022年05月24日

カウンセリング例1

自宅にて植木の剪定をしていた際に痛めました。

カウンセリング時に外側上顆に圧痛、手関節背屈、回外時痛を認め、雑巾を絞る動作、カバンを持つ動作をすると痛みが強くなる。ミドルフィンガーテスト、トムゼンテスト陽性。

テニス肘エコー1

エコーで確認してみたところ、痛い方は骨の線に段差があります。これは骨棘といい、骨に棘が出来ている状態です

テニス肘エコー2

こちらは骨棘の部分を輪切りにした画像になります。この角度から見ると骨棘の大きさがわかります。

中高年以降になるとこの骨棘が出来ている人が多いですね。

始めはアイシング、低周波、施術を行いサポーターにて処置を施しました。

ある程度痛みが治まってきた所で超音波浴、ストレッチ、リハビリ、日常生活での指導を行い、一か月半程度で痛みが完全になくなり施術終了としました。

カウンセリング例2

お家で重い荷物を持った時に肘に痛みが走ってしみず鍼灸整骨院 所沢院に来られました。

カウンセリング時に腫脹、外側上顆に圧痛、手関節背屈、回外時痛を訴え、カバンを持つ動作等で痛みがありました。ミドルフィンガーテスト、トムゼンテスト陽性。

テニス肘エコー3

赤丸の部分は筋肉になりますが、健側に比べて患側に映っている筋肉は炎症によって太くなっています。

テニス肘エコー4

患側は赤丸の中に炎症反応が見られました。

カウンセリング時にアイシング、低周波、施術を行いサポーターにて施術をしました。経過観察にて超音波浴、ストレッチ、リハビリ、日常生活での指導を行いました。

仕事の都合などでなかなか通院が出来ない為、日常生活の負担が加わり今回の症例では三か月程度で施術終了となりました。

こちらにテニス肘について紹介していますので是非ご覧ください!