腓骨下端部骨折のカウンセリング例

2022年11月24日

カウンセリング例1

友達を遊んでいて転んだ時に左足首を捻ってけがをして来院しました。

足首は痛くて歩いたり、動かしたりができないそうです。

こちらで状態を確認してみると腓骨下端部と前距腓靭帯部に圧痛があり、患部はびまん的に腫れていました。

エコー検査にて確認してみると

左の正常な骨と比べてもわかるように右の画像は骨の線に段差がありますね。

別角度から撮ったものも骨に段差があります。

③長軸の動画

https://youtu.be/zSdir0JWapM

④短軸の動画

https://youtu.be/UZ50jQnmopE

骨折部分の動画を載せておきました。こちらを見ても骨折部分がわかると思います。

4週間は固定をしてもらい、運動も一切禁止にして安静にさせました。
この固定は足をついても問題ないですが、足を着くのが痛くてダメみたいなので最初は松葉杖で歩いてもらいました。

⑤1ヶ月後 長軸

1ヶ月経ちましたが、最初の頃と比べても骨がくっついてきてます。

⑥1ヶ月後 短軸

別角度から撮ったものですがこちらでも骨がくっついてきているのがわかります。

⑦動画

https://youtu.be/x-QvZ_HNdl4

4週間が経ち固定が取れたので徐々にリハビリを始めました。この時、固定具は取れましたが包帯は巻いています。

リハビリは足関節の可動域訓練、片足立ちバランスなどから始め、状態を見てダッシュや野球などをやってもらいました。

6週間後には痛みもなく問題なく動けたので治療を終了しました。

半年後に違う怪我で来られた際、以前の骨折部分を取らせてもらいました。

⑧半年後 長軸

骨の線がズレているように見えますが、これは問題ありません。

⑨動画 長軸

https://youtu.be/W4CTuTEM700

もうほとんど骨折部分には問題ありません。痛みがとれて改善するのと骨折部分が完全に治るのには時差があるのがわかります。

カウンセリング例2

道を歩いていてた際に転んで足首を捻り怪我をしたのでしみず鍼灸整骨院 所沢院に来られました。

外くるぶしがわからないほど腫れて、足を引きずりながら何とか歩いてきました。

足を内側に捻ったり、関節を動かす動作全般に痛みを伴い、外くるぶし部分を押すとかなり痛がりました。

エコーでチェックした所

骨が折れて口を開いたようになっていますね。V字状に亀裂が入ってます。

別角度から撮ったものですが、こちらでもV字状の亀裂がありますね。

こちらも固定をして5週間は安静にしてもらいました。

②一か月後

こちらは1ヶ月後のエコー画像になります。V字状に広がっていた骨もだいぶ近づいてきたのがわかります。

別角度のエコー画像でもV字状の亀裂が修復されているのがわかります。

これは一か月経った画像ですが骨もずれてなく順調に回復していますね。

折れた時の程度が悪かったので固定はもう一週間してもらいました。

③2か月後

こちらは2ヶ月後のエコーですがほとんど良い位置にまで骨が修復されています。

こちらの角度でも良い状態に修復されていますね。

画像は2ヶ月経ったものですがほとんど骨がくっついていますね。

固定を取った6週目からはリハビリも始めて徐々に機能回復を目指していきます。リハビリ内容はカウンセリング例1の方と同じですね。

9週間後には痛みもなく生活面でも問題ないので施術を終了しました。

こちらに腓骨下端部骨折について説明していますので、是非ご覧ください!