ジャンパー膝のカウンセリング例

2022年03月11日

正座をしたり、階段の上り下りで段々と右膝が痛くなってきて来院しました。

カウンセリング例1

こちらは中高年の方で特に運動はしていないですが、階段の上り下りをしているうちに膝が痛くなりしみず鍼灸整骨院 所沢院に来られました。

階段昇降以外に歩き始めや立ちしゃがみをするときに痛みが出てきます。

エコーで見てみると右の問題ない膝蓋靭帯と比べても左は大分太くなっていますね。ここまでの差が出来てしまうのは左右の筋力バランスが悪いことと思われます。実際両足の大腿四頭筋をチェックしてみると左がかなり弱かったです。

施術の流れとしてはまず安静とアイシングにて炎症を緩和していきます。
ある程度治まったら電気療法や手技療法を行い、さらに痛みを取り除いていきます。
左足は変にかばいながら使っていたので大腿四頭筋はかなり硬くなっていてるので膝の屈伸運動やストレッチをして柔らかくしていきます。

最後に行うのが筋力トレーニングです。元々筋力低下が招いた痛みなのでここを解決しないといけません。

施術をしてから5~6週間経った頃には大腿四頭筋の力も左右差がなくなり痛みも解決したので施術を終了しました。

カウンセリング例2

バスケットの練習中、ジャンプをした際に膝に痛みが走りしみず鍼灸整骨院 所沢院に来られました。

主な痛みは膝のお皿下辺りを押すと痛みがある、膝の屈伸や階段昇降時に痛みが出てくるですね。

ジャンパー膝2

エコーを撮ってみたところ、膝蓋靭帯の付着部辺りに炎症がありました。右の画像の白矢印部分にカラフルな点々があります。それが炎症を示しています。

痛みや炎症が強いので7~10日間は部活を休んでもらいました。
この間は早く回復させるため、アイシングや電気療法を頑張ってやってもらいました。

痛みが治まってから軽めのストレッチを指導して練習も軽いものから徐々に再開してもらいました。

3~4週間後には痛みも殆どなくなり部活も問題なくできたので施術を終了しました。

ジャンパー膝はよく見かけますが対処をしっかり覚えていれば事前に防ぐことも可能です。

こちらにジャンパー膝について記載していますので気になる方はこちらをご覧ください!