ドゥ・ケルバン腱鞘炎のカウンセリング例

2022年03月10日

しみず鍼灸整骨院所沢院に来られた方のお悩みや治療内容等、いくつか載せました。

目　次

カウンセリング例1

子供を抱っこしたときに手首付近に激痛が走りしみず鍼灸整骨院所沢院に来られました。

元々抱っこする時に違和感があったらしく気にはなっていたとの事。

こちらでチェックをした所、じっとしていてもじわっと痛みがる。少し腫れている。親指の曲げ伸ばしでの痛みがある。
フィンケルシュタインテストも行ってみたら痛みがありました。

エコーで確認してみると右の腱に対して左の腱の方が大きく腫れあがっているのがわかります。

こちらは別の角度からエコーを撮ったものです。真ん中にある骨の上に腱が走っていますがその部分の左は右と比べて明らかに腫れているのがわかりますね。

まずはアイシングをして痛みや腫れを抑えていきます。
ある程度痛みが治まった後は超音波浴やお灸を使いさらに痛みを取り除いていきます。

お灸は他の腱鞘炎でも効果のある施術なので興味のある方は是非お試しください！
この方は施術をしていくうちに痛みはなくなったのですが、エコーの腫れ具合は中々しつこく収まるまで時間がかかりました。
普段から指を使ってしまうのでこれからも使い方に気を付けてもらうよう注意はしました。

こちらの方は硬くなった瓶の蓋を開けようと力を入れた瞬間痛みが走り、しみず鍼灸整骨院所沢院に来られました。

痛みの感じは痛みの部分の腫れ、押すと痛い、親指の曲げ伸ばしで痛いとありました。
フィンケルシュタインテストも行ったところ痛みが出ました。

こちらはエコーの画像になります。右の画像が痛めた方で左が正常な画像です。それぞれ真ん中に映っているのが腱の断面図ですが痛みのある方が明らかに腫れて大きくなっているのがわかります。
さらに白矢印部分に隔壁があるのがわかります。

こちらは別の角度から撮ったものです。白い線の上に腱があるのですが、こちらも右の方が腫れて大きくなっていますね。

今回の施術では痛みが完全に取れましたが隔壁がある分今後の注意も説明しました。
隔壁があると通常は痛みの解決が長引くことが多いので今回は早く解決した珍しいケースでした。

ドゥ・ケルバン腱鞘炎は最近多く見かける為、今後どんな人がなってもおかしくありません。
こちらにドゥ・ケルバン腱鞘炎やその他腱鞘炎を紹介しときますので興味がありましたらご覧ください。