足趾骨折のカウンセリング例
2022年06月4日
目 次
カウンセリング例1
家の中を歩いていたら、ホットカーペットに引っかかり転びそうになったが転倒はしなかった。ただひっかけた足の指が腫れてきて痛みが出てきたためしみず鍼灸整骨院 所沢院に来られました。
痛みが強くなってから歩くのもきつくなってきたそうです。
主な痛みは歩行痛、内出血、足の指の腫れです。
![足趾骨折エコー1](https://shimizu-seikotsuin.com/wp/wp-content/uploads/2021/09/4d9d0dc6010b49a79cece04b217e6641.png)
![足趾骨折エコー2](https://shimizu-seikotsuin.com/wp/wp-content/uploads/2021/09/e90509a5eb8c7ab315356efaf513fc57.png)
![足趾骨折エコー3](https://shimizu-seikotsuin.com/wp/wp-content/uploads/2021/09/edc1f805347d7c1dd4ba8ec54cb06891.png)
![足趾骨折エコー4](https://shimizu-seikotsuin.com/wp/wp-content/uploads/2021/09/16288aa1de3fbe2bf5835137406cfbf7.png)
4枚の画像は色々な角度から撮ったものですが、画像を見ると骨の線が繋がっていないので骨折の疑いがありますね。
左上の画像を見ると折れた骨が短縮(折れた骨同士近くに寄ってしまっていて正しい位置にない状態)していたので牽引(引っ張る)を加え整復しました。
その後固定をして安静にしてもらいました。日課でやってたウォーキングもしばらくはお休みです。固定期間は大体2~3週間の目安でいます。
固定を除去して歩行訓練やバランス訓練、足の指の屈伸運動などのリハビリを開始しました。
固定除去後から5週間後には痛みもなく機能的に問題なかったので施術を終了しました。
無事ウォーキングも再開できたとの事。
カウンセリング例2
自宅で掃除をしていた時、棚の上の物を足に落としてしまい怪我したとの事。
内出血と痛みがすごかったのでしみず鍼灸整骨院 所沢院に来られしました。
主な痛みはは歩行痛、内出血、指の骨に圧痛があります。
エコーで確認してみると
![足趾骨折エコー5](https://shimizu-seikotsuin.com/wp/wp-content/uploads/2021/09/0895090a180d2cb19e7ca8059cb715f4.png)
![足趾骨折エコー6](https://shimizu-seikotsuin.com/wp/wp-content/uploads/2021/09/30fc5d8cb568f6b3241f316de219e8d7.png)
二つの画像を見てもらうとわかりますが、骨の線が段差になっているので骨折の疑いがあります。
特に左の画像を見ると段差というか重なってしまっていますね。これは短縮転位と言い折れた骨の距離が近くなっている状態ですね。
このままくっついてしまうと変形治癒(骨がただ正しい形でくっつかないこと)をしてしまいますので整復を行います。
整復を終えたら固定していきます。固定中は安静にしてもらい骨がくっつくのを待ちます。
固定期間は3週間を予定しています。
3週間が経って状態を確認してみると骨の状態もだいぶ落ち着いてきたので固定を取りリハビリを開始しました。
リハビリ内容はカウンセリング例1の方と同じです。
リハビリを始めて5週間が経った所で痛みもなく歩く事が出来たので施術は終了しました。
最後に
足趾骨折は原因を見てもそこそこな頻度で見かけます。
指を痛めてなかなか治まらないなら一度チェックしみた方がいいかもしれません。
こちらに足趾骨折について紹介していますので是非ご覧ください!