むち打ちのカウンセリング例

2022年03月24日

ここでは実際に事故に遭われ「むち打ち症」を患った方の体験談を載せます。事故に遭わないよう注意をしましょうね。

ケース1 赤信号停止中に追突され整形でムチウチと診断されました

事故に遭った時の感想

車の運転中、赤信号で停まっている時に後ろから追突されました。交通事故自体も初めてでしたので、もう驚きましたねー。

その瞬間は気が動転していたせいか何処も痛くなかったので、「警察・保険会社」へ連絡し、そのあとは普通に仕事に行っちゃいました。あとあと、お金の問題が発生したらめんどくさいし、やり取りも大変だと思ったので、3者を交えた感じですね。あと相手の連絡先も保管したかったので。

これ友人が同じように後ろから追突され、交通事故を起こされた時に、「もし痛みが出てきて保険会社を通していなかったら、そっちのお金の処理が面倒」だと色々教えてくれていたので、覚えていてよかったです。

翌日痛くなってきた!

翌日、『首動かすのが痛いなぁ~』って思い、病院に行ってレントゲン検査をしたら「むち打ち症」と診断を受け、全治1~2週間でした。ちょっと大変と思ったのが、病院に行く際は保険会社に連絡をしないといけない!ってことですね。

痛いのは嫌なんで、とりあえず緩和したいと考えて、整骨院で治療することに決めました。整骨院に通う場合も「保険会社に連絡が必要」らしいです。

整骨院では「電気治療・マッサージ(正しくは手技療法っていうみたいです)」をしました。最初から一気に首の痛みが取れるという訳にはいきませんが、やらない時よりかは圧倒的に楽。まぁ柔道整復という国家資格を取るために日々勉強しているのですから、当たり前といえば当たり前?

先生からの「首」に対する助言

先生からは「首は何もしていないようで、常に頭を支えています。日常で負荷をかけていると、どうしても治療効果も少なくなります。なのである程度の継続した治療をすることで回復に向かえますよ。」と言われました。

確かにやった後は楽になりますが、だんだんと痛みが戻ってくるんですよね。じーんと。

仕事は休めないので、痛みが減るまで仕事終わりに治療に行くよう頑張りました。なかなか継続がしんどかったですけどね。でも痛いのは嫌だし通いますよね(笑

事故後1ヶ月経った頃

治療の甲斐あってか、1ヶ月経つ頃はもうほとんど痛みが治まりました。初めは痛かった動きも今は痛みがない状態。我ながらよく頑張って治療に行ったと思います。(笑

とにかくじーんと首筋が痛かったというのが整骨院に行った動機ですが、「早くから治療、短い間隔での治療をした」ので治りも早かったみたいです。先生方にはとても感謝してます。

仕事で無理して、痛みがぶり返してきた感じになって先生のところにいったら「無理はいけません!」って注意されましたが(笑

あと、先生には「痛くなくなったとしても、一定期間過ぎたら検査を行い自分の状態を把握すること」をお勧めされました。

途中で他の症状が出るかも分かりません。常に自分の状態を知って「病院で検査し、すぐに告知」をしっかりやって対策をとるようにしたいものです。

ケース2 青信号で交差点を通過中、事故に遭い整形でムチウチと肋骨骨折と診断されました

事故にあった時の感想

車の運転中、青信号で交差点を通過しようとした時に、いきなり反対車線の右折待ちが発進してぶつかってしまいました。明らかに右折待ちが出られるような状況ではなかったのに出てきたので、避けることもできませんでしたよ。

会社の交通事故報告をよく聞いていましたので、起きることにはある程度注意していましたが、実際起きてしまうと悲しいやら腹立たしいやらで、言葉になりません。

事故直後の状況

衝撃で首がガクガクと激しく揺さぶられ、ハンドルが胸に思い切り当たりました。痛みはありましたが、警察や救急車を呼ぶなどの冷静さは意外にありました。その後すぐに病院に行き検査したところ、「右第6~7肋骨骨折とむち打ち症」と診断。

まさか折れてるとは! 病院の先生に「息を吸ったり、吐いたりする時、少し痛みますよね?」というので、冷静に確認してみると、確かに痛む。まぁレントゲンとればすぐわかる話ですが。

時間の経過とともに痛みが!

昔殴り合いのケンカをしたときに、手の甲の骨を骨折したことがあります。すこーし痛いなぁ~。ぐらいだったのですが、時間とともにじんじんする痛みに変わっていきました。

今回の首の状況がそれに似ていて、時間が経つと痛みが強くなっていく感じ。前日より明らかに痛みの感覚が鮮明になってきました。

首は色々な方向に動かすのが痛くて、胸は呼吸と体を捻る時に痛みがありましたね。肋骨は折れたけど特別、整復(骨の位置を治すこと)はしないそうです。折れた骨が内臓に刺さったりすれば手術をやるらしいですね。まぁ刺さったままでは命の危険がありますからね。そりゃぁ緊急処置が必要でしょう。

初めの処置内容

初めの内は肋骨をバンド固定してました。趣味・仕事・遊びもしばらくはできません。悲しすぎる!

ですから、通える限り、毎日治療へ。短期集中で多くしてあげる方が治りも断然早いそうなので頑張りましたね。まぁー先ほど仕事と言いましたが趣味みたいなものだし、ほとんど引退してるので暇ですから、毎日治療に行きました。早く良くしてゴルフをやりたいですから。

治療していたら違う部分に痛みが!

治療して7日ぐらい経った時に、左手にシビレを感じました。今までこんなことなかったので、事故が原因と思い保険会社さんにその旨を連絡して、「病院に行っていいですよ」と言われたので行ってきました。

MRI検査をしたところ、頸椎の5番目辺りで神経を圧迫していると言われました。シビレは事故による衝撃が根本的な原因ということで、その影響で神経症状が発症。

シビレは厄介でしたねー。普通にテレビ見ながら安静にしてても出てくるし、動いてる方が気が紛れるのですが肋骨のこともあり、余り動けなかったからじわじわ出てきて気持ち悪かったですね。正座して足がシビレたようなやつが常にある感じですから、かなり鬱陶しいですよ。

痺れに対する対策をスタート

1ヶ月半経ち、肋骨も全快し、頚部も問題なく動かせますが、シビレ感がまだ残ってました。本当ならこういう神経症状が出てくる場合は、「牽引」と言って首を引っ張って治療する方法もあったのですが、肋骨が折れてた関係で出来なかったらしいです。でも、肋骨が全快したのでやっと牽引が出来ました。

人によっても効果の出方が違うのですが、私には合ったみたいで牽引をしてからの方がシビレ感が減ってくのがわかりました。

2ヶ月半経ち、シビレ感もなくなり治療が終了しました。周りから「すごい長引く」と聞いてたので、おっくうな気持ちでいましたが、早期の適切な治療により、結果的に想像より早めに完治。現在は何事もなく生活できてますので、とても感謝しています。今回、初めて知るものが多かったですね。

ケガのことはもちろんですが、保険会社さんとの色々なやり取りも知らないことだらけでしたね。

こちらに交通事故によるムチウチについて紹介していますので是非ご覧ください!