野球肘を知ろう　カウンセリング例1

2022年02月10日

目　次

野球肘の事例を紹介します！

ここではしみず鍼灸整骨院所沢院に来られた野球肘の事例をいくつかご紹介していきたいと思います。

野球肘も無自覚なものから痛みを我慢しているものまで色々あります。
ここを見た皆様の参考や予防になればいいと思っています。覚なものから痛みを我慢しているものまで色々あります。ここを見た皆様の参考や予防になればいいと思っています。

※補足　所沢には野球チームが各町内ごとにあり、さらには選抜チームもあります。
なので野球人口はかなり多いですね。その為野球肘になっている子供が必然的に多いように感じています。

ついでにチェックしてみたのでもちろんですが、本人の自覚するものは特になかったそうです。

こちらは肘の内側になります。
エコーを撮ってみたら左側の画像の赤矢印部分が右の部分と違うのがわかりました。
白い線は骨の輪郭ですが左側は段差になってしまいます。

こちらは肘の外側になります。
こっちにも左側の赤矢印の所を見ると骨の部分に白い影みたいなものが映っています。

問題はありましたが痛みがないので、要観察が必要と説明してご帰宅していただきました。

その後、他整骨院で施術をしているのを聞いてはいましたが数年後に風のうわさでこの子が野球肘を悪化させてしまい、野球を休んでいることを知って、非常に残念な気持ちになりました。

こちらは初めて来られた時にチェックした画像です。
左側の赤矢印部分に白い線が入っていますね。これは関節の間に関節周りにある組織が入り込んでいる状態です。

最初はエコーの映り方に何か問題があると思ったのですが、いろんな角度からチェックしても出てくるので映り方の問題ではなかったです。やっぱり痛みのある肘の方には組織が入り込んでいる状態ですね。

今のところは大きな問題はなかったので使いながら様子を見ていく形にしました。
様子を見て2年経過した画像を見てください！

こちらは初めてチェックしたときから2年経過した肘の画像です。
白い線が消えてますね。
この時には痛くなることもなかったそうです。

その後野球を続けてても問題なかったようなのでこちらも安心しました。

投球時に痛みがあり、野球肘かも?と心配になってしみず鍼灸整骨院　所沢院に来られました。
チェックしてみるとまず、投球フォームに問題がありました。肘の内側にも痛みがあり、肘を曲げるのも痛みがありました。

内側の痛みが痛みがある部分をエコーで撮った所、左の画像の赤矢印部分が骨の映りがおかしくなっています。
この映り方は野球肘になりますね。

さらに映す角度を変えたのがこちらの画像です。
この部分から見ても骨の映り方はおかしく映っていますね。

このため、しばらくノースロー(約3～4週間)で投球を控えてもらいました。野球肘があっても投球以外は問題ないのでバッティングや守備練習等は普通にやってもらいました。
その後お話だけ聞いたところによると特に問題なく野球もできて楽しくやっているとのことでした。