足底腱膜炎のカウンセリング例
2022年04月4日
目 次
カウンセリング例1
歩いていると左かかとが痛くて、朝起きた時に痛みでかかとが着けず、足を引きずる様な歩きになってしまう。
こちらが症状をチェックすると、かかとの足底腱膜付着部を押すと痛みがありました。
画像を見てもらうとわかりますが、赤線で覆われているのが足底腱膜です。患側は健側と比べると太さが全然違います。これは炎症して腫れてしまっている状態ですね。
手技療法や電気療法やストレッチを行い炎症を抑えながら、自宅で足の裏を揉んでもらい足底腱膜の柔軟性を出します。
普段はインソールを使ってもらい足底にかかる負担を減らしました。
2~3週間後には痛みも5割減になりました。
ただ、仕事が立ち仕事で普段から負担がかかってしまうため、完全に痛みを取るためには時間がかかりました。
5週間後には痛みもなくなりましたが、仕事の関係上負担がかかるのはわかっているのでストレッチやインソールは継続してやってもらってます。
カウンセリング例2
以前から右足をつくとかかとに痛みが出て、歩いていて地面を蹴った時に足の裏が「ピキッ」と切れたような、ツレたような痛みが出てきてしみず鍼灸整骨院 所沢院に来られました。
主な症状は【足裏を押すと痛い】【歩くと痛い】です。
こちらが調べてみると、足底部の柔軟性がなく、足底腱膜付着部に圧痛がありました。
治療の流れは症例1の方と同じですね。
痛みが完全に消えたのは施術開始から5週間でした。
ただ、この方は痛みの影響で歩くことをしなかった分、筋力が落ちてしまってたのでそこを回復するのにさらに2週間ぐらいかかりました。
カウンセリング例3
買い物でたくさん歩いた後から両足底が痛くなりしみず鍼灸整骨院 所沢院に来られました。
仕事、プライベートの双方で立ってたり歩いていることが多いとのこと。
こちらで確認してみると下腿三頭筋や足底筋の柔軟性はなく、足底腱膜付着部を押すと痛みがあります。
両足とも足底腱膜が腫れていて踵骨棘もできていました。エコーでは他部位の骨棘と違い棘のように映るわけではありません。通常の踵骨のラインはカーブを描くように映りますが踵骨棘の場合は段になるように映ります。
この棘は一度なってしまえばどこの部位でもそうですが無くなることはありません。長年、足底腱膜の牽引や他の外力が加わていた証拠です。
踵骨棘があっても痛みはとれるので基本的にはカウンセリング例1の方法と同じ施術法をしていきます。腱が腫れる、棘ができるにしても理由は同じです。ですので対処法も同じになります。
痛みがなくなったのは治療をしてから8週間後でしたね。両足に痛みがあり、普段から使う量が多かったのも完治に時間がかかりましたね。
こちらに足底腱膜炎とはどんなものかを説明していますので気になる方はご覧ください!