オスグット病のカウンセリング例
2022年03月18日
目 次
カウンセリング例1
野球をやっていて最近右膝に痛みを感じてしみず鍼灸整骨院 所沢院に来られました。
主に感じる痛みは【ダッシュで痛い】【屈伸で痛い】【ジャンプすると痛い】ですね。
こちらでチェックしてみると大腿四頭筋が硬くなっていて、脛骨粗面部を押すと痛みを強く感じました。
こちらがエコー画像になります。赤丸で囲っている所がオスグットになります。調べたら痛みのない左膝もオスグットになってました。
こちらは別角度から撮ったものです。
こちらでもオスグットが確認できます。
調べてみたらなんと両膝がオスグットになってました。
痛みに差があったのはおそらく左の筋肉の方がそこまで硬くなかったのでダメージが少ないので左はそこまで痛くないと思われます。
エコー画像の白い線は骨になります。どちらとも山なりになってますが、普通は真っすぐつながっているものです。
施術内容としてまずは炎症が強い為、アイシングと安静をメインに施術して行きます。
痛みが半分になるまで運動は控えてもらいました。
その後大腿四頭筋の筋肉を柔らかくするために電気療法や手技療法を行い、ストレッチを開始していきます。
半分以下になってきた所で徐々に運動を再開してもらい状態を見ながら運動レベルを元に戻してもらいました。
ここで痛みがなくなったら終わり!・・ではなく今後も痛みが出ないようにしっかり指導をしていきました。最初の画像を思い出してもらうとわかりますが、この子は両方にオスグットがあります。左は今回痛みがないだけでオスグットはしっかりとあります。また悪い条件が揃ってしまうと今度は左に痛みが出る可能性があり、最悪両方なんてこともあります。
オスグットはなってしまってもその後のケアをしっかり行えば、痛みが出ないもしくは軽くすむようにすることはできます。でも一番はならないことなので痛くなくても日ごろのケアはちゃんとしましょう!
カウンセリング例2
運動はダンスをやっていて、始めは左ひじに違和感程度のものが段々痛くなり、しみず鍼灸整骨院 所沢院に来られました。
これは両膝を撮ったものですが、よく見ると左膝の丸部分が出っ張っていますね。
気になる痛みは【屈伸動作が痛い】【ジョギング程度でも痛い】【膝のお皿下を押すと痛い】です。
こちらで確認した所、骨の出っ張り、膝のお皿が少し上に上がっている、大腿四頭筋が硬いです。
エコーで確認してみたところ右膝は骨の線が繋がっていませんね。これはオスグットになります。
別角度から撮ってみてもオスグットがあるのがわかります。
こちらは問題ない膝の画像になります。
こちらを見ると水が溜まっているのと骨が剥がされているのがわかります。
こちらは問題ない膝を別角度から撮ったものです。
こちらは骨の出っ張りと炎症による水が溜まっているのがわかります。
・基本的な治療の流れは、【カウンセリング例1】の子と同じですね。痛みが強い時は治療と安静にして回復を待つのが一番です。この時早く復帰したい為、運動をやめないと、逆に痛みがひどくなる恐れがあります。
オスグットについてはこちらを参照にしてください。