手関節捻挫

2021年12月4日

手関節捻挫とは?

いわゆる手首の捻挫ですね。皆さんも一度は手首を痛めたことはあると思います。

好発年齢は特になく老若男女誰でもなる可能性があります。

手は普段何気なく使う部分ではありますので捻挫をして炎症を起こすとなかなか厄介なものになるので注意しましょう。

原因

主な原因は転んで手を突いたときや重い物を持った時に痛めます。

手を突いた際に負傷するケースで手首の骨折をしてしまう可能性があり、高齢者の場合は捻挫より骨折してしまう事があります。

症状

手首を動かすのが痛い、力を込めると痛みが出る、物を持つと痛みが出るなど、要は手首に負担をかけると痛みが出てきます。

炎症がひどいときは手首周辺の熱感、腫脹も出てきます。

治療

基本的には痛みの軽減と炎症を抑えるためにアイシングをして包帯やテーピング、サポーター等で固定を行います。

あまりに痛みが強いときは固定材を使い固定します。

ある程度痛みが治まるまでは電気療法、手技療法、シップなどで治療していきます。

痛みが治まってきたら固定を外して徐々にリハビリを行います。

手首の底背屈、側屈、回旋動作を行います。

症例

症例1 80代 女性

庭で花の鉢の入れ替えをしていて、鉢を持った際に手首に痛みがはしって思わず鉢を落としてしまったとの事。

その後、手首の痛みで動かせないのと少し手首周辺が腫れていました。

エコーで確認してみると

初診 長軸 その1

初診 長軸 その2

初診 長軸 その3

その1,2,3共に炎症の反応が見られます。

1では腱の腫れが見られ、2では腫れたことによって骨の位置が違う、3は炎症による血流反応が見られます。

痛みも強かったので包帯での固定をしてしばらくは安静にしてもらいました。

痛みを早く引かせるために、電気療法や手技療法を行いました。

治療から2週間後には痛みもだいぶ引いてきたので包帯を外して少しずつ動かしていきます。

リハビリ内容は手首の底背屈や回旋動作を行い、日常生活でも少しずつ使ってもらいました。

リハビリ後2週間後には痛みもなく日常生活も問題ないので治療は終了しました。

最後に

手首の捻挫は日常でもそこそこ見かける疾患です。普段から使う部分でもあるので甘く見てるとなかなか治らないケースもあります。早めの対処が大事なので気になる方は当院に気軽にご相談ください。