ばね指のカウンセリング例

2022年02月26日

しみず鍼灸整骨院 所沢院の施術法、対処法

ここでは実際しみず鍼灸整骨院 所沢院に来られた方の施術法や対処法をご紹介していきたいと思います。

カウンセリング例

カウンセリング例1 70代 女性

ここ最近、左の親指がカクッとなり始めて気になってしみず鍼灸整骨院 所沢院に来られました。
気になるものは【指を曲げ伸ばしをするとカクカクとなる】【時々指の曲げ伸ばしで痛みが出る】【朝一はしばらく指のこわばりがある】です。
こちらでもチェックしてみると【段発現象】と【押すと親指の付け根に痛み】がありました。

エコー検査をした結果がこちらになります

この画像は指の腱の断面図になります。右の画像が問題のある指になりますが、左の画像と比べると白い丸(腱)の周りにある黒い部分(腱鞘)腫れています。

こちらは別の角度で撮ったものです。
この画像で分かるものは右には炎症によって水が溜まっています。

こちらも別角度から撮ったものです。よく見ると白い線の赤丸部分が欠けているように見えます。これは骨に変形があります。

こちらは動画になります。

施術の流れ

まずは腱や腱鞘の腫れを落ち着かせるために手技療法や電気療法、温熱療法を行います。
腱や腱鞘は回復が遅いのでこれらの刺激をたくさん与えて血流を良くして早く回復させるようにします。
普段使ってしまう負担を軽減するために、テーピングを巻いてもらいます。

ある程度落ち着くまではしばらくの間は主な施術の流れはこうなりますね。

4~5週間後には当初と比べても落ち着いてきたのでテーピングを付けない時間を増やしていき、少しずつですがリハビリを始めていきます。

リハビリ中に注意してもらったことは【使い過ぎ】ですね。この方は編み物をします。動かす許可を出しましたがあまり使われてしまうとまた悪化する恐れがあります。

現在は特に痛みもなく編み物もできいるようなので無事解決しましたね。

カウンセリング例2 50代 女性

以前から指のカクカクが気になっていてネットで調べたところ、もしかしたらばね指の可能性があるかもと思いしみず鍼灸整骨院 所沢院に来られました。

気になるお悩みは【指がカクカクなる】【たまに曲がった指がそのままで戻らない】【カクッとなるときに痛みが出る】という事です。

確かにお悩みを聞いているとばね指の可能性が高いですね。こちらが徒手検査にて調べたところ【段発現象】と【指の付け根を押すと痛みが出る】がありました。

エコー画像を撮ってみました。
左の画像が痛みのある方ですが左右で比べると明らかに左の方が腱が大きく腫れていますね。

徒手検査、エコー検査でばね指なのがわかりました。
施術法はカウンセリング例1の方とほとんど同じ流れになりました。
違ったところはこの方は引っ掛かりが強く出ていたので解決するまでに少々時間がかかりました。
現在は特に問題なく過ごしているので無事解決しました!

ばね指は気づきやすいです!

ばね指も日常でよく見かけるものですね。ということは誰がなってもおかしくありません!
最近では少し調べれば色々わかります。もし自分が【ばね指かな?】と思ったら放置せずすぐ対処するよう心がけましょう!

こちらにばね指について詳しく紹介しときますので気になったら見てください。